プロヴォックスプラグの使い方
- ご使用のボイスプロステーシスに合ったサイズのプラグをお持ちか確認してください
- 手を石鹸と水かぬるま湯で20秒間しっかりと洗ってください。指の間や手の表裏両面も忘れずに洗うようにしてください。
- 一人でプロヴォックスプラグを装着するのが難しい場合は、誰かに手伝ってもらってくださいプラグを挿入する時に咳が出ることがありますので、挿入を手伝う方には必ずマスクを着用してもらってください。
ステップ1
プラグを水かぬるま湯と石鹸で洗い、水ですすぎ洗いをしてください。

ステップ2
プラグをプロヴォックスブラシの柄の先に付けてください。

ステップ3
プラグを装着する時しっかり押し込むようにしてください。

ステップ4
プラグをボイスプロステーシスの中央に押し込んでください。

ステップ5
プラグのストラップを肌に優しいテープで首に留めてください。
飲食が終わったら、ストラップを引っ張りプラグを外してください。

ステップ6
プラグを装着したまま人工鼻(HME)を使いたい時は、プラグのストラップをアドヒーシブの中心から外に出したまま、人工鼻(HME)を注意深く脱着してご使用ください。

プロヴォックスプラグの使い方
ヒント
- プロヴォックスプラグを装着する時は、咳が出やすくなりますが、少し力を入れてプラグを押し込んでください。念のため、事前にティッシュペーパーを用意しておきましょう。
- 肌にやさしいテープでプラグのストラップを首に留めましょう。
- 飲食がすんだ後、プラグを取り外せば再び話すことができます。
- ひとりでプラグを装着するのが難しい場合は、誰かに手伝ってもらいましょう。装着したプラグは次に主治医の診察を受けるまで装着しておきましょう。
- プラグを装着したまま人工鼻(HME)を使いたい時は、プラグのストラップをアドヒーシブの中心から外に出したまま、人工鼻(HME)を注意深く脱着して使用してください。
- プラグのストラップの上にアドヒーシブを貼ることもできます。人工鼻(HME)とアドヒーシブを取り外す時にプラグのストラップを引っ張り、プラグを外さないように気をつけましょう。
- プラグのストラップを右または左に寄せておくと、プラグを取り付けた状態で簡単に永久気管孔を掃除できます。
- プロヴォックスプラグを留置すると、シャント発声で話すことができなくなります。 その間は電気喉頭(例:プロヴォックストゥルトーンエモート)の使用をご検討ください。 必要に応じて医療従事者にもご相談ください。
- プロヴォックスプラグは清潔な容器に保管してください。
プロヴォックスプラグは毎回装着前後に、食器用洗剤を加えた温かいお湯で洗浄してください。 (最低50°Cのお湯250mlに2滴の食器用洗剤を追加) プラグは少なくとも1日1回、次のいずれかの方法で消毒してください。
- エタノール(70%)に10分間浸す
- イソプロピルアルコール(70%)に10分間浸す
- 過酸化水素(3%)水溶液に60分間浸す
正しいサイズのプロヴォックスプラグの使用
- プロヴォックスVegaおよびプロヴォックスVegaエクストラシールには、プロヴォックスVegaプラグを使用してください。 プロヴォックスVegaプラグの直径は、ボイスプロステーシスの直径(17、20、22.5Frのいずれか)と同じでなければなりません。