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退院したら

喉頭摘出後に日常生活に戻ることは容易ではありません。しかし、永久気管孔のケアに慣れることにより、時とともに再び人生を楽しむことができるようになるでしょう。

これからの生活を楽しんでいただくために・・・

  • 永久気管孔の加温加湿を心がけてください
  • 代用音声に挑戦してみてください
  • 匂いを嗅ぐ訓練をしてみてください
  • 喉頭全摘出術後も人生を楽しむことを諦めないでください

永久気管孔のケアは日を追うごとに慣れるものです

退院後は、永久気管孔のケアを自分でしなくてはなりません。面倒と思うかもしれませんが、毎日ケアすれば、すぐに慣れますし、すこやかな生活につながる大切なことです。

永久気管孔は肺に直接つながっていて、口と異なり開きっぱなしです。HME(熱および水分交換器)を使って覆っておきましょう。HMEは吸気を加温加湿しますので、夜も昼もお使いいただければ、呼吸器の健康に役立ちます。

永久気管孔は清潔にしておかなくてはなりません。痰の取り方など看護師や言語聴覚士の方々に聞いておくのがよいでしょう。痰を取り除く際には、気管に落としてしまう危険性があるような小さなものは使用しないでください。しばらくすると永久気管孔のサイズが小さくなることがありますが、問題はありません。しかし、あまりに小さくなると、呼吸がしづらくなるので、すぐに病院で相談してください。柔らかいシリコーン製のチューブで気管孔の収縮を抑えられることがあります。

呼吸が楽になります

喉摘後は痰は口からではなく、気管孔から吐き出します。最初は難しいかもしれませんが、すぐにコツをつかめるでしょう。

喉摘後、多くの方が痰のお悩みを抱えるようです。喉摘前は、吸気は鼻を通ることによって加温・加湿されますが、喉摘後は、鼻が気管と分断されいるため、それができなくなるからです。しかし、人工鼻は呼気に含まれる熱と湿度を取り込み、吸気に与えることができるので、喉摘後も吸気を加温加湿することができるのです。

咳が出そうなときは、人工鼻を取り外して永久気管孔をティッシュなどで覆ってください。間に合わず、痰が人工鼻についてしまったら、人工鼻を取り外してティッシュで拭ってください。痰が人工鼻の目につまり、とれない場合は人工鼻を取り換えましょう。咳をした後は肌についた痰もしっかり拭ってください。肌が炎症をおこす原因になります。

発声練習をしましょう

声はパーソナリティのひとつで、自分の考えや気持ちを伝える手段です。

手術後に習得できる発声方法には、食道発声、電気喉頭による発声、気管食道を通して発声するシャント発声などがあります。どの方法にも長所と短所がありますので、担当の医師と相談しながら、ご自分に合った発声方法を探してみましょう。

匂いをかぎ、味を感じる方法

匂いを楽しむことは食事の楽しみの重要な部分です。空気が鼻を通らず匂いをかげなければ、食べ物の味は違ったものになります。食べ物を味わうこと、香料の匂いをかぐ能力も、訓練で取り戻すことができます。口を閉じたままあくびをする様子を思い浮かべてみてください。これは「上品なあくび」と呼ばれる方法です。詳しく知りたい方は、アトスメディカルまでご連絡ください。

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