喉摘者の嗅覚訓練

喉摘後は、呼吸は喉元の永久気管孔を通じて行うようになります。その結果、鼻を通しての呼吸が行われなくなるので、においの分子が鼻に届きにくくなります。においを感じる機能は保たれているのに、においの成分が鼻に届きにくくなるため、においがわからないという状況なのです。

そのため、鼻に空気を通す特殊な訓練をすることで、においを嗅ぐことができるようになります。こちらの動画では「上品なあくび」とも表現される、Naim法(ネイム法)という嗅覚訓練法をご紹介します。

喉摘者の嗅覚訓練