電気喉頭による発声は、喉摘後発声リハビリテーションの3つの方法のうちのひとつです。電気喉頭による発声を主な発声手段とされている方がいる一方、ボイスプロステーシスによる発声(シャント発声)ができない時の代替手段として電気喉頭をお持ちの方もいます。電気喉頭は、電気式人工喉頭やEL(Electrolarynx)とも言われています。
電気喉頭では、振動を発する電気式の機器を手に持ち、それを首や顔にあてて使用します。電気喉頭から発せられた振動は、舌や唇の形状を変えることで話し言葉に変換されます。 電気喉頭を使用すると、ある程度調整はできますが機械的な声になります。
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